審判講習会行ってきました
少年野球の指導者をやっているとどうしても避けられないのが審判です。審判ってやってみると分かりますが、ホント難しいです。練習試合ならまだいいけど、公式戦の審判は出来ることならやりたくないというのが本音です。
普段はそんなに気にせず見てますが、実は、野球のルールってなんでこんなに複雑なの?というくらい難しいのです。基本的には、「相手を騙すような事はしちゃダメ」という考え方に則って決められているけど、それにしても覚えなきゃいけない事がたくさんありすぎ。
例えば・・・
ツーアウト満塁でバッターがホームランを打ちました。その時、バッターランナーは一塁を空過(ベースを踏まなかった)して、そのままホームイン。守備側は一塁にボールを送り、アピールプレーでバッターはアウトになった。さて、この場合何点入るでしょう?
分かりますか?
答えは3点です。
こんなことが、少年野球だって実際に起こり得る訳です。
もしもそれが、自分が審判をしている試合だったら・・・、
しかも真剣勝負の大事な公式戦だったら・・・、
その時、瞬時に正しい判定を下せるかどうか自信がないです。
「あれ?何点入るんだっけ?」と背中をつつーっといやーな汗が流れるでしょう(笑)
ということで、ボクのような腰が引けている指導者の為に、シーズンオフには審判講習会がいくつか行われます。
昨日は、横浜市で一番大きな大会の審判講習会があったので行ってきました。
講習会はいつも朝練をやっているグラウンドで開催。行ってみたらおじさん、おじさん、おじさん、おじさん。写真に写っているのはごく一部ですが、いるわいるわ、野球オジサンが300人以上集まりました。これだけでもこの大会の規模の大きさが分ります。
基本的なコールの仕方から、ポジショニング。子供たちにプレーをしてもらいながら、審判メカニクスの練習などやりました。
審判メカニクスって聞いたことありますか?
試合中、審判ってずっとその場にいるんじゃなくて、打球の飛んだ方向によってボールを追いかけて走ります。
その時に、空いた塁を他の審判がカバーするのですが、その動き方が決まってるのです。
レフトに飛んだ飛球はサード塁審が追って、空いた塁を他の審判がフォローして、という具合です。
動き方は、どこにランナーがいるかや、打球の方向で変わるので、それを覚えるのが結構大変。
(よく間違えます・・・反省)
でも、こんな事を覚えてくると、プロ野球観戦も審判の動きに注目して観ることができ、今までと違った楽しみも出てきます。
■本日の朝練メニュー
今日は特別寒かったけど元気に朝練。ボールの投げ方が相変わらずヘタクソでげんなり。
守備練習では、全力でダッシュして捕球する練習を繰り返す。ティバッティングは120球。