チームの練習メニューを再考中
ただいま息子のチームの練習メニューを再考しているところです。
というのも、息子のチームは低学年のBチームの頃は割と強いのですが、高学年になるにつれ普通のチームになり下がる傾向があり、今後はそんなことの無いように、練習メニューを見直すことになったのです。普段、お父さんコーチとしてチームを指導しているボクも、その見直しメンバーの一人として色々と意見を言わせてもらってます。
メンバーとして先ずやったのが、強いチームはどのように指導しているかを知ることでした。
これにはいい本がありました。「少年野球上達のツボ」シリーズです。
毎年、全国大会に進出するようなレベルの高い少年野球チームの監督たちの考え方や、練習方法が載っています。
これは練習メニューを組むときに非常に参考になります。少年野球の指導者の方には絶対お奨め。
全国大会レベルのチームに共通している7つの考え方
「少年野球上達のツボ」シリーズを読んでいると分かってくるのが、毎年全国大会に出てくるようなチームの監督は似たような考え方を持っているということ。
それらをまとめてみると・・・。
1 子供の身体、考え方を理解している
大人に出来て子供に出来ない動きを知っている(例:腰を落とせと言っても落とせないのはなぜか)
子供が理解しやすい言い方を知っている
2 少年野球(軟式野球)の特性に合わせた勝ち方のノウハウがある
とにかく一死三塁の形をつくる
一死三塁からの作戦が多様(スクイズ、ストライクエンドラン、エンドラン‥)
叩き付けずにゴロを転がす
バントは多用するが、送りバントはしない。やるのは全てセーフティバント
3 強化スケジュールが明確
守備力強化 → 走塁・バント強化 → バッティング強化 → 全国大会へ
4 長期育成の考え方
4年生までに守備の基本(捕って投げる)を身に付けさせる
5年生は応用力(難しい球を捕る、難しい姿勢で正確に投げる)
6年生で完成 → 中学野球へのステップ
5 ピッチャーは制球力重視
球速よりも、制球力重視
コーナーを付ける制球力
大事なところでストライクを投げられるメンタルも重要視
バッティング練習に全員投げさせながら投手を育てる
6 フォームについてあまり細かい指導はしない
細かく教えるよりも慣れさせることを重要視
バッティングは重いバットを使って、とにかく量を振らせる
スローイングもケガの心配がなければ本人の投げやすい投げ方を優先
7 効率重視の練習方法
子供を飽きさせずにどんどん練習させる工夫をしている
練習方法、設備に工夫がある
と、このような事が各チームの監督に共通する考え方でした。
息子のチームもこれをベースに練習方法を変えてみます。
どのように変わるか楽しみです。