息子さんついに四番打者となる
去年の秋ぐらいから、ヒットが増えてきた息子ですが、打順は下位打線のままでした。七番、八番を行ったり来たり。
それでも下位打線にいながら、ちょこちょこ打って結果を残した甲斐もあり、年末くらいから打順が上がって五番に座ることが多くなってきました。
五番になってからの成績は5試合で14打数6安打。
なんと.428と大当たりです。
いいピッチャーとの対戦はなかったし、長打はほとんどなかったのですが、それでも今までの成績と比べたら段違いによくなりました。
そして先週末のこと。
息子の打順がついに四番になりました。
しかも公式戦です。とある大会の新人戦、準決勝のことでした。
最近、メジャーリーグでは二番に最強バッターを据えるというオーダーもありますが、それでも四番といったら何か特別な意味がある気がします。あれだけ運動音痴で、とんでもなくヘタクソだった息子が、四番バッターになっただけでなにか感慨深いものがあります。
四番バッターで大緊張
そんなこんなで四番に座った息子ですが、やはり野球は四番にチャンスが回ってくるように出来ています。
初回からいきなりチャンスで打席が回ってきた息子は、傍目で見てもすぐに分かるほどの大緊張でガチガチでした。
クソボールを空振りしたり、何度も深呼吸をしたり。バッターボックスで全く落ち着きません。
そして敢え無くどん詰まりのサードゴロ。三塁ランナーがホームに帰ってきたので打点1となりましたが、冴えない人生初四番の一打席目でした。
その後も、ここ数試合見せてくれた調子良さは影をひそめ、結局、3打数0安打打点1。
以前、もし自分が四番になってもその時は九番打者のつもりでいくから自分はプレッシャーを感じないと言っていた息子ですが、緊張からか実力不足か、四番の責任を果たすことが出来ませんでした。
後で本人に聞いたら、「四番は絶対に打たないといけないから緊張した。」と言ってました。
責任感があるのはいいけど、プレッシャーに負けちゃいましたね。
でも、いい当たりはなかったけど、思い切りよくバットを振ってくれたので、そこは良かったと思います。
ワンバウンド気味の低めのボールですが、思い切ってフルスウィングしてます。結果は空振りですが、ちゃんと振り切ることが出来ました。
次の試合では結局、五番へ
せっかく実力で四番を勝ち取った息子でしたが、緊張でガチガチになっちゃうので次の試合では五番に逆戻り。
ポテンヒットもあったけど、五番では4打数2安打としっかり打ってくれました。
いい記念になったし、もう四番はいいんじゃないかと思います(笑)